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補中丸(ほちゅうがん)
胃腸機能が減退し疲れやすく体力がない方に補中益気丸の“中”は、からだの中心部、主に胃と腸に代表される消化器一般をあらわす言葉で、とくに障害のある部位をさします。そして“益気”は、衰えた機能を高めるという作用のことです。つまり消化器系の働きが衰えたために生じるさまざまな症状を改善する薬です。慢性病や虚弱体質など体力のない方向きで、8種類の生薬からなります。消化器の働きが弱いとからだにどんな影響が?消化器の働きが弱い人は、食欲がないために食事の量が少なく、また消化吸収力も低下していて栄養分の摂取が不十分になりがち。当然、からだを作っているさまざまな臓器をバランスよく働かせるエネルギーが不足気味になります。その結果、元気がない・疲れやすくからだがだるい・かぜをひきやすい・下痢、便秘、軟便など大便がうまく調節できない・抵抗力が弱く病気になりやすい・病気になると治りにくいなどの症状としてあらわれてきます。また、普段は元気でも、夏バテや極端な疲労が原因で一時的に同じような症状をひきおこす場合もあります。このような症状に活力を与えるのが『補中益気丸』です。
冠元顆粒(かんげんかりゅう)
血液はからだのすみずみにまで酸素や栄養分を運び、人間の生命活動を支えています。毎日を健康に過ごすためには、血の流れがいきいきしていることが大切です。ところが中年以降の方、高血圧傾向の方の多くには、血液の循環が悪くなり、頭痛、頭重、肩こり、めまい、動悸といった症状があらわれます。中医学では、このような状態の人を「お血症」といい、血行を改善するために用いられるのが「活血化お」という方法です。冠元顆粒は主薬の丹参と、センキュウ、シャクヤク、コウカ、モッコウ、コウブシの6種類の生薬から作られており、血のめぐりをようして上記の症状を改善します。
婦宝当帰膠(ふほうとうきこう)
女性は、女性特有の体質、機能から、どうしても貧血、冷え性、生理痛、生理不順、肩こり、のぼせ、めまい、更年期障害などの諸症状がおこりがちです。婦宝当帰膠の主成分である当帰は、中国においては、むかしから「女性の宝」といわれ、血の巡りをよくし、体を温め、体力をつけるなど、もっぱら女性の薬として使われてきました。婦宝当帰膠は、成分の約70%をしめる当帰を主薬とした9種の生薬で構成された生薬製剤です。これらは、女性の諸症状の改善に効果があります。
衛益顆粒S(えいえきかりゅう)
なんとかしたい、バリア崩壊、免疫ぐらぐら普段から汗をかきやすい、疲れる、風邪を引きやすいなど虚弱体質に関係した症状がみられる人を、漢方では、体を防衛する「衛気」が不足している人ととらえます。「衛益顆粒」は、不足している衛気を補う(補益)ことにより、虚弱体質を改善する漢方薬です。「衛気」(えき)ってなあに?「衛気」とは、弱った皮膚や粘膜細胞を強化し活性化させ、外的刺激から体を衛(まも)ること、いわば粘膜を含む体表にバリアをめぐらせることです。体を害する外的要因は、ウイルス、細菌、花粉、チリ、有害な化学物質、高低温、多湿、乾燥などさまざまです。これらの外的刺激から体を守るには、皮膚や粘膜のバリア機能を強化して、体内に入り込ませないようにする予防が大事です。こんな時には、バリア構築(皮膚、粘膜の強化)、免疫調整を
麦味参顆粒(ばくみさんかりゅう)
中国には、病中病後の体力低下やショック状態の改善に使用され、大変ポピュラーな「生脈散(しょうみゃくさん)」と呼ばれる処方があります。本品は、この処方をもとに製剤化した医薬品で、麦門冬(ばくもんどう)、五味子(ごみし)、人参(にんじん)の三つの植物生薬からつくられたエキス顆粒です。スポーツや仕事のあとの肉体疲労や倦怠感があるときなど、喉の渇きを潤し、体の疲れをいやします。また疲労時の食欲不振、虚弱体質、病中病後の低下した身体機能の回復・改善、お子様の発育期にも効果的です。■三つの生薬のトリプルパワー人参は体に元気を、麦門冬と五味子は体を潤し、引き締める働きがあります。麦味参顆粒はこれら、たった三つの生薬に絞り込むことにより、失われた体の「水分」と「気」を補給するという効果をいかした、数ある滋養強壮剤の中でも大変特色のある薬です。体に張り(元気)と潤い(滋養)を与えて、細胞から体をいきいきさせましょう。
杞菊地黄丸(こぎくじおうがん)
ほてり、だるさも改善!老化は「目」と「足腰」からはじまります。体の衰えを回復して、目の疲れ、耳鳴、めまい等を改善する薬です。体の衰えを補う六味地黄丸という漢方処方を基本に枸杞子と菊花が配合されています。視力の衰えなどの改善、耳鳴、めまいなどに効果があります。飲みやすく小粒タイプにした丸剤です。「肝」の疲れは目に出る中医学では「肝は目に孔を開く」といわれ、肝の異常はよく目にあらわれます。しかし目は他の内臓とも関係があり、目を診ることで、内臓の異常を知ることができます。視力に関わる目の病気の多くは「腎」と「肝」の働きに影響を受けています。腎に蓄えられた腎精(生命エネルギー)は、肝の血と協力しあって目に精血(栄養分)をおくります。以上のような症状を中医学では「肝腎陰虚」とよんでいます。
COLUMN − 漢方メモ
ツキイチ連載漢方職人「東海林さん」の漢方メモ
長年の臨床経験の積み重ねで構築されてきた中医学を語る「東海林さん」 お店では漢方職人と呼ばれています。自然の影響も考慮した中医学の膨大な知識の中から、みなさんに有益な情報を伝える連載コラムです。