女性の2人に1人は便秘に悩んでいると言われています。
 健康な排便は、「適度な硬さでスムーズに一日一便」が理想的。便意があっても「便が硬くて出
せない」「コロコロと小さい便しか出ない」という便秘なら一般的な便秘薬で解消出来ますが、
「食欲はあっても何日も便意が起きない」便秘の方が増えています。
 こうした状態を放置しておくと、腸内環境が悪化し、肌あれやニキビ、腹痛、腰痛、痔、免疫力低下など様々な悪影響が出ます。また大腸がんのリスクも高まると言われています。

 便秘薬の多くは「便が出ること」を解決と考えて作られていますが、中医学ではそこからもう一歩進み、原因から改善し、腸の本来の機能を回復させ〝便秘にならない体質〞をつくることを目指します。
 原因となるタイプは主に4つです。
発熱性の病気、飲酒や辛い物の摂り過ぎなどで腸に熱がこもる「実熱(じつねつ)タイプ」。
生理前やストレスによる気きの滞りで腸が動かなくなり、腹張、ゲップ、ガスが多く出そうで出ない「気滞(きたい)タイプ」。
加齢や冷えで、腸が冷えて弱ってりきむ力もなく押し出せない「陽気(ようき)不足タイプ」。
また、血液不足で腸の潤いが足りず便が乾いて硬くなる「血虚(けっきょ)タイプ」です。

 漢方はタイプに合わせた処方が可能です。「体質だから…」とあきらめず、一緒にスッキリ快便体質を目指しましょう。