周りの景色が揺れ動いたり、目の前がぐるぐる回ったり、体がふわふわする「めまい」は、多くの人が経験する不調です。
 めまいの辛さは、当事者以外には理解されにくく〝重大な病気ではない〟と軽視されがち。しかし中には脳血管疾患などの病気が隠れている場合もあるので、症状を繰り返す人は、医師の診察を受けることも大切です。
 診察を受けても原因がはっきりしないでお悩みの方は、中医学の総合療法で不快な症状を根本から予防.改善しましょう。

 めまいの種類は「ぐるぐる」「ふわふわ」「くらっ」の大きく分けて3タイプ。中医学では「ぐるぐる」のめまいは体内に余分な水分や汚れが溜まる「痰湿(たんしつ)」タイプに多い症状。内耳にある三半規管の内部はリンパ液で満たされているため、痰湿が溜まると平衡感覚に不調を招くと考えます。「脾胃(ひい)」(消化器系)の機能を高める漢方で、水分代謝を整えます。体が「ふわふわ」するめまいは、ストレスによる「肝(かん)の不調」や血行が滞る「瘀血(おけつ)」が原因。「くらっ」とするめまいは加齢や隠れ貧血などで気や血が消耗した「気血(きけつ)不足」が主な原因です。
 中医学ではこうした不調の原因をタイプに合わせて改善することで、めまいを繰り返さない体作りを目指します。お困りの方はお気軽にご相談ください。