この夏、大人気のスマホゲームにはまり、「目の疲れ」や「視力の低下」「ドライアイ」はては「頭痛や肩こり」にお悩みの方が増えているようです。
 スマホに限らずテレビやパソコンなど、現代人は何かと目を酷使しがち。今回は辛い目の症状を体の中から改善する漢方養生法をご紹介します。

 中医学で、目と密接な関係を持っているのは血液の貯蔵庫である「肝(かん)」
で蓄えられた「血(けつ)」は、大切な「目の栄養源」なのです。
目を使うとが消耗されます。夜ふかししたり目を酷使すると栄養が行き渡らず、様々な症状が現れます。同じ目の症状でも、体質や年齢・体調によって原因はそれぞれ異なります。

 血の貯蔵量が不足している「肝血虚(かんけっきょ)」タイプは、女性に多くみられます。特に生理時は症状を強く感じがち。体を温め血を増やす「婦宝当帰膠(ふほうとうきこう)」などの補血薬(ほけつやく)がおすすめです。

「肝鬱(かんうつ)」タイプはストレスやイライラが原因での機能が低下し、目にを運ぶ
「気(き)」が滞っている状態。リラックスできる生活習慣を身に付けましょう。漢方ではの滞りを改善する「逍遥丸(しょうようがん)」などが有効。

「肝腎陰虚(かんじんいんきょ)」タイプは、中高年に多い症状。慢性病や老化で肝をサポートする「腎(じん)」が弱り、老眼や眼精疲労の症状がはっきり現れます。このタイプに「杞菊地黄丸(こぎくじおうがん)」などの補腎薬(ほじんやく)を上手に組み合わせて、体の中から目を労わりましょう。