とにかくイライラする」「不安感」「いや~な頭痛が続く」…もしかしたらそれは、「血(ち)の道症」かもしれません。
 年配の方はよくご存知かもしれませんが、「血の道症」とは、血の不足や滞りから起こる女性特有の不調のこと。婦人科系の疾患はほぼ、血に関係しているといっても過言ではありません。
特に血を必要とする月経、妊娠、出産、更年期などに現れやすい症状です。
生理痛や頭痛、便秘、むくみ、胸が張る、イライラするなど、どなたでも経験があるはず。
しかし、本来は「生理痛はないのがあたりまえ」なのです。

 中医学では、血の足りない状態を「血虚(けっきょ)」といい、生理不順、乾燥肌、動悸、不眠、かすみ目、もの忘れなど様々な不調の原因となります。
 特に子宮や卵巣系は、血で満たされていないと弱ってしまいます。
 また、毛細血管も含め血の流れが滞って巡らない状態を「瘀血(おけつ )」と呼びます。
〝瘀血は万病のもと〟血を全身に巡らすことは、体を健やかに維持するために、とても重要なことなのです。
 血を増やし巡らせるためには、血を貯蔵する「肝(かん)」の働きを活発化させ、血を造る胃腸の働きを改善し、睡眠を十分にとることなどが大切。
 漢方では、血を養い巡らせる「婦宝当帰膠(ふほうとうきこう)」「逍遥丸(しょうようがん)」「心脾顆粒(しんぴかりゅう)」がおすすめ。
また、血の道症の頭痛には「頂調顆粒(ちょうちょうかりゅう)」「冠元顆粒(かんげんかりゅう)」も有効です。