死ぬまで健康で暮らしたいとは万人の願い。このコラムで継続して取り上げてきたNHKの人体シリーズの最終回テーマも「健康長寿」でした。
 このシリーズは、脳が各臓器の司令塔の役割を果たしていると考えられていた従来の説を覆し、臓器と臓器がメッセージ物質を出し合い、体の機能を保つメカニズムを解明している画期的なもの。
 一方、陰陽五行説(いんようごぎょうせつ)を基本とする中医学は、大昔から五臓六腑が密接に関連しているという考え方なので、私も非常に共感できる内容でした。

「以前はそれぞれの臓器を理解するのが治療の近道と思われていたが、今は全体のネットワークを理解しないと本当の治療につながらない」という山中伸弥先生の言葉にも象徴されるように、全シリーズを通して、様々なメッセージ物質の研究が紹介されました。

 これらのメッセージ物質を伝えるのは、全身の細胞に張り巡らされた毛細血管ですから、メッセージ物質が正しく伝わるためには血液の流れが重要となります。

 中医学の「瘀血(おけつ)」とは、毛細血管も含めた血の滞りを意味するので
「瘀血は万病のもと」と言われる由縁も納得出来ます。
 瘀血のタイプ別に様々な活血化瘀薬(かっけつかおやく)がありますが、毛細血管の改善には「冠元顆粒(かんげんかりゅう)」は欠かせないですね。