日本中医薬研究会が「中医薬の日」と定めた10月11日、記念事業として黒岩祐治神奈川県知事を招き「コロナ対策と未病」について講演いただき、YouTube配信されました。

 黒岩知事は、末期の肝臓がんだった父親が、中医学の「未病」の概念を取り入れることで劇的に改善した体験談を披露。健康と病気の間にある未病を、自分の視点で意識して健康づくりをしていく大切さを説き、また、新型コロナ対策としても、個人個人が「うつらない、うつさない」ことを徹底させてほしいと訴えました。

 またディスカッションでは、日本中医学会の平間直樹会長から、西洋医学が発展する何千年も前から疫病と戦ってきた中医学の歴史が語られ、未知のウイルスに対する可能性が示唆されました。

 中医学の「未病先防(みびょうせんぼう)」という言葉は、未だ発病していない段階で、様々な不調や症状が現れる未病の状態を的確に把握し、本格的な病になる前に対策を講じることを意味します。
 同じ空間にいても、ウイルスに感染する人としない人がいるのは「先防」ができているかの差でもあります。

 個々の体質を細かくチェックする中医学の知恵で、ウイルスを体内に侵入させない体づくりをしてみませんか?