本格的な花粉シーズンが始まります。日本気象協会によると今年のスギ花粉の
飛散ピークは3月上旬から下旬の見込み。

花粉の飛散量は昨シーズンよりも多い予報ですが、今年は例年より花粉症の相談
者が少ない印象です。その理由は感染症対策です。
ウイルス(邪気)の侵入を防ぐためのマスク着用(袪邪)が日常化しているため、
花粉(邪気)の侵入も同時に防いでいるようです。

さらにコロナ対策で「扶正(ふせい)」のための漢方薬を服用している方は、花粉
症の症状も軽減されています。
扶正とは、文字通り正気(せいき)を養うことです。
正気=<気(き)・血(けつ)・津液(しんえき)>が充実して身体を巡っていると免疫
力も高まり、健やかに過ごすことができます。

この時期「玉屛風散(ぎょくへいふうさん)」などの体表を覆う皮膚バリアの「衛気
(えき)」
を養う扶正のための漢方薬の服用をお勧めします。

3回目のワクチン接種も進んでいるようです。2回目までの副反応は発熱などが
多かったようですが、3回目は悪寒を伴う症状をよく聞きます。

中医学では、発熱や喉痛には辛涼解表剤(しんりょうげひょうざい)「銀翹散(ぎん
ぎょうさん)」
など、悪寒には辛温解表剤(しんおんげひょうざい)「葛根湯(かっ
こんとう)」
など袪邪の処方を症状に応じて臨機応変に使い分けます。

花粉もコロナも不正袪邪で対応しましょう。